話し方について 私が思うところを書かせてください。 へりくだる と言う文化が日本にはあります。 自分を低めることで 相手を高めるというものです。 「つまらないものですがどうぞ」 「ほんのお口汚しですけれど」 「愚妻が」 などなど、色々な言い回しがあります。 謙譲語、 つまり 「食べる」は 「頂く!」 「聞く」は 「伺う」 「言う」は 「申す」 のような敬語もそうですね。 でも最近思うんです。 「すてきですね!」 と服装などを褒めると、 「そうですか!ありがとうございます😊」 と へりくだりすぎず 受け止めてくれる人が すごく増えてるなって。 ひと昔前は 一言、服装を褒めたりしたものなら 「何言ってるの!とんでもない! もう、そこら辺にあったボロ着てきたのよ。」 とか 「とんでもない! 私のきてる服なんて安物! それより、いおりさんの方こそすてきですねー」 と言われることが多く 正直、 めんどくさい! 嫌な感じ! と思っていました。 最近の 「そうですか!ありがとうございます😊」 というやりとりの方が気持ちがいい! この素直な受け止め、 私の記憶では、 欧米の方は 褒められたら素直に喜び感謝するのが礼儀 とか プレゼントは 心を込めて選んだことを言葉も添えて伝える といった 異文化を知ることから始まり 次第に その方がいい! と広まった気がします。 当時二十歳前後だった私には、 欧米のこの考え方、 それはそれは驚き! 目かららウロコだったんです。 褒めてもらったことを 素直に受け止め喜ぶ それもまた、 敬意表現と言えるのではないでしょうか。 へりくだるべき場面も 必ずあります。 どちらの引き出しも持ち合わせて いま この場面で 最適な表現を用いること。 それが大人のマナー。 スマートな話し方ではないでしょうか。 最後までお読み頂き ありがとうございました。
by office_pallet
| 2019-10-04 09:19
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五十嵐いおり
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