星の王子さま を朗読する幸せ
「冬の朗読会」を無事終えることが出来ました。
支えてくださった皆様に感謝いたします。

今年度は、ずっと音楽家の皆さんと共演してきました。
素晴らしい刺激を受け、
朗読の世界を広げることができました。

しかし、ここで本来の言葉の力だけで勝負してみよう、
そう思っての挑戦でした。
音楽は一切なし、映像も必要最低限、
そして、トークショーを目指さず朗読の比重をあげて。

「星の王子さま」を読む1時間なりました。
普通に読めば、何時間かかるのでしょうか。
それを、なんとか時間に収めるために、
大胆なカットをしました。
というと、簡単に聞こえますが、
これが辛い作業でしたよ。
だって、どのエピソードにも深い意味がありますし、
聞き手のみなさんにとって欠かせない場面かもしれないって
思うからです。
削っては足し、足しては削り・・・。でも最後は割り切りました!!

ああ、読めば読むほど、本当にすごい物語です。
心にぐさぐさ入ってきます。
時に王子さま、時にバラ、キツネ・・・。
心が温かいもので満たされていく時間を、
幸せと言うのなら、朗読することは幸せでしかありませんでした。

一番染みる言葉ってなんでしょう。
私は、
「バラのためになくした時間が、君のバラをそんなにも大事なものにしたんだ」というキツネの言葉かな・・・。
大切な人のためにあれこれしたこと、思い、苦労や涙や汗が全部・・・愛の深さになる。
とってつけたようなものには、かわれっこないのです。

他にも他にもあるけれど・・・
多分、年齢や状況によって、沁みる言葉は変わるんだろうと思います。

ずっと読み続けなくちゃね。
「星の王子さま」!!

(サン・テグジュペリ作・大久保ゆう訳「あのときの王子くん」より朗読)
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by office_pallet | 2017-02-27 23:00 | お仕事 | Comments(0)
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